2020年9月12日の土曜日、尾瀬へハイキングに出かけた。初めての尾瀬。花の季節と草紅葉の季節のちょうど切り替わりのタイミングで人も少なめなのか?天気の悪さもあり、初心者には心地良かった。
尾瀬を目指して
23時頃出発し、朝3時頃に道の駅尾瀬かたしなにて仮眠。新しい道の駅なのか、トイレもきれい。4時頃に尾瀬第一駐車場に向かい、10分ほどで到着。
雲の合間から月明かりも見える。 乗り合いバスのきっぷを買い、マイクロバスバスへ。ちょうど満席ぐらい?とりあえず乗れてよかった。 鳩待峠に向かう途中から雨が降り出し、到着したらそこそこの降雨。まだ日の出前の薄暗い中で雨具を着込み、登山道に向かう。 当初はアヤメ平をめぐり、富士見峠から見晴に出て、ヨッピ吊橋を経由して山ノ鼻から鳩待峠に戻る周回コースを予定していたが、雨のためコース変更し、山ノ鼻へ出て、見晴〜ヨッピ吊橋の定番コースを歩くことにした。


鳩待峠から山ノ鼻
山ノ鼻に向かい300mほど進むと木道が始まる。
雨は降り続き、濡れて滑りやすいが、靴との相性が良かったのか、いつもより滑りにくい。意外に快適に歩けた。 後半になると雨は小雨に。木々の下ではそれほど雨を感じないが、風が吹くと大きな水滴が落ちてくる。

憧れの尾瀬ヶ原をぐるっと
6:20ごろ山ノ鼻に到着。雨はもうすぐ止みそう。周りも明るくなってきた。薄皮あんぱんを3つ詰め込み、すぐに歩きだす。 至仏山の下半分が見える。

山ノ鼻から見晴
いよいよ湿原歩き。見通しがあり気持ち良い。草紅葉の先端が色づき始めていて、黄金色の草原が広がる。 見晴を目指し、携帯で写真を取りつつのんびり歩く。いいカメラがほしいなぁ。朝イチのためか、完全に疎。見渡す限りで5人ぐらいしか人が見えない。風も穏やかで、気温も過ごしやすい。


竜宮十字路のあたりまでは雨具を着たまま歩いていたが、いつの間にか雨も止み、暑くなってきたので脱いで歩く。 気温も穏やかで気持ち良い。
燧ヶ岳はまったく雲に隠れて見えない。残念。 竜宮十字路で富士見峠の方を見ると未だに重い雲。やめて正解だったかもしれない。また来よう。そして至仏山と燧ヶ岳にもきちんと登らないといけないなと思った。

8:30見晴について、弥四郎清水で顔を洗う。冷たくて気持ちいい。お腹が空いたので無料休憩所で尾西のわかめご飯とランチパックを食べる。

ヨッピ吊橋を目指して
40分ほど休憩して東電小屋方面へ、ヨッピ吊橋を目指して歩く。 東電分岐からヨッピ吊橋までは山裾を歩くことになり、少し高くなった森の中を歩く。ところどころ出てくる湿原を渡る木道は1mほど高くなっていて、よそ見できない緊張感があり、慎重に歩く。木道はすでに乾いていて、滑ることはないのだけれど。

ヨッピ吊橋で何枚か写真を撮ったつもりなのに1枚も残っていないのはなぜなんだろう?
鳩待峠に戻る
ヨッピ吊橋から牛首に戻り、山ノ鼻へ向かう。正直なところ、湿原内も10kmくらい歩き、同じ景色が続き、そろそろ飽きてきた。それでも向かいからこれから歩く人達とすれ違うことが多くなり、アイテムチェックなどしながらあるき続ける。けっこうカジュアルな感じの方とか、小さなお子さんとかもいて、尾瀬は観光地だと再認識。秘境歩きではないな。



至仏山は一瞬山頂が見えた気がした。それでもすぐに雲に隠れてしまった。 11時過ぎに山ノ鼻につくと、かなりの人が休憩していた。これからあるきはじめなのかしら?土曜日だからどこかの小屋に泊まるのかしら?羨ましい。

山ノ鼻ではトイレに立ち寄っただけで、休憩せずに鳩待峠に戻る。 鳩待峠までの木道は乾いていて、朝とは違った雰囲気。森の深いところでは乾いていないが、陽が当たるところはほぼ乾いていて、とても歩きやすい。とはいえ20km歩いてきて足が重い。濡れていなくて良かった。
12時半ごろ鳩待峠に到着。花豆ソフトを食べてバスに乗って帰りました。 天気が悪く、計画していたコースから変更したけど、大満足の尾瀬歩きでした。

動画を撮影しました
Fimi Palmという格安ジンバルカメラを手に入れた。やっぱり携帯で撮影とはぜんぜん違う。ただ、撮影、編集は難しい。道具はその一部だなと認識。体験を鮮明に記録することができたらいいなと本当に思う。
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